バイクフィッティング
正しいポジショニング、正しい筋肉やカラダの使い方で痛みや不快感を軽減
無理なく、効率よくロングライドやレースまで
こんにちはバイスクルキッズでフィッティングを担当している吉田です。
9月21日(月)にトライアスロン エリートで活躍する桑原選手のフィッティングをさせて頂きました。
まずは、アップしながらフォームチェックと問診を
フォームはさすが一流選手!!
ほぼ修正するところがないような感じでした。
リラックスできるポジションでありながら、ちゃんと力がかかるポジションとなっていました。
が、ちょっと気になったのは、サドルの前後位置と、クリート位置
あとは、左足のペダリングがちょっと気になりました。
次に問診
ヘルニアを患った時から出始めた左ハムストリングの痛み
痛みをかばって走っていたためか、左右のズレがあるようです。
筋肉を触ってチェックしても、やはり左の筋肉の動きが悪い。。。
今度は、自転車から降りて色々な箇所の柔軟性をチェック。
明らかに、左がよくない。
さて、課題がみえたところ、どのように改善していくかを相談、提案しつつ、ポジションを調整させて頂きました。
最初はサドル周りの調整です。
サドルの高さは、最適な場所になっていたので、今、特に触らず。
今後、柔軟性と調子が改善されてきたらもう少しあげようとおもいます。
サドルの前後位置、短い距離なら良いですが、ロングディスタンスには向いていない位置だったので改善させて頂きました。
ポイントは、効率よく長時間ペダリングできる位置に持ってくる、です。
ガツンとサドル位置を変更し、変わったことを体感して頂き、少しずつ良い所に調整です。
次は、ハンドル位置。
フィッティング前から良い位置だったんですが、サドル位置を変更したので、影響が出ていました。
かっこいいステムを一旦取り外し、お店にあるステムを仮付け。
ちょっとアップライトなポジションになって、上半身に余裕が出ました。
続いて、クリートの位置調整です。
桑原選手、ランニングからヒントを得てクリート位置を調整されていました。
が、クリート位置を調整させて頂きました。
ちょっとした実験を行い、どこで踏みたがっているのかを確認。
長距離を淡々と走る必要があるので、大きな筋肉を使いやすく意識しやすいセッティング、にしていきます。
調整後、ちょっとの時間漕いで頂きポジションの確認を行っていきます。
不快に感じる違和感がないか、引っ掛かりがないかチェックしていきます。
フィッティングは完了です。
ここからは、ペダリングについて。
どうしたら、効率のよいペダリングができるかです。
まずは、極秘データと一緒にペダリング等に関する最新情報を確認し、ペダリングのイメージをしていきます。
使う筋肉、良いペダリング方法。など。
使いたい筋肉、すぐに動けばよいのですがそうは行かないので、補助運動を行いながら意識を深めていきます。
イメージした内容をローラーで実現していきます。
ローラーで漕いでいただきながら、使いたい筋肉を押したり叩いたり。
大画面にペダリングしている姿を映し出していしているので、イメージだけでなく自分の目でもペダリングを確認していただきます。
もちろん、左右差があることを常に意識して乗ることが大切です。
その後は、少し外での実走行をして頂き更に実感を深めていきます。
あっという間の4時間半でした。
今後の桑原選手に乗り込んで頂き、乗った感想、意見を頂き、また修正していきます。
室内のフィッティングだけではわからない、気が付かないことも多いので再フィッティングは大切です。
目標のレースでしっかりと結果を出して頂けるようにサポートしていけたらと思っています。
私もトップアスリートのフィッティングをさせて頂き、色々と気が付かせて頂きました。
この内容を皆さんにフィードバックしていきたいと考えてます。
正しいポジショニング、正しい筋肉やカラダの使い方で痛みや不快感を軽減なさりたい方
無理なく、効率よくロングライドやレースを楽しみたい方など
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